サーキットトレーニング(訓練)の方法
サーキットトレーニング(訓練)は時間内にどれだけの回数を、休憩を入れずにこなすことが出来るかで効果(効能)が現われるので、大きな負荷をかけすぎるとすぐに疲れてしまい、効果(効能)を期待できません。
そのため、サーキットトレーニング(訓練)では、30秒〜1分の一定の時間内に、ある種目が何回出来るかを測定し、その 40%〜50% の回数をトレーニング(訓練)の目安とします。すなわち、比較的軽い負荷のものを速いスピードで行うということが大切です。
また、サーキットトレーニング(訓練)が他のトレーニング(訓練)と異なる点は、1セットのトレーニング(訓練)にかかった時間によって、効果(効能)の判定を行うことです。
トレーニング(訓練)開始前に、所要時間を測定しておき、その後トレーニング(訓練)によって体力がついた結果、所要時間が短縮され、トレーニング(訓練)効果(効能)が判定できます。
内容に組み込む種目は、自分のスポーツや必要性にあった運動を選びます。
1セットの種目は6〜12項目決定します。
1/3ぐらいはそのスポーツに必要なフォームを取り入れた種目を入れるようにします。
内容は様々で、ジョギング、スクワット、腕立て伏せ、腹筋、つま先立ち、ジャンプ、などを組み合わせることが多いようです。
種目は、同じセットを何回も繰り返して行うため、同じ部分を鍛える運動種目が重ならないように決定します。
トレーニング(訓練)開始前には、各種目の1つづつを正確に行えるように、1つづつ練習します。また、各種目の最高反復回数をメモしておき、その1/2を実際のサーキットトレーニング(訓練)の際のノルマとします。
トレーニング(訓練)の総時間はトータルで10〜20分で収まるようにします。
トレーニング(訓練)の目標時間は、最初に自分のペースで行った際の所要時間を20〜30%ぐらい短縮した値を目標とします。
また、種目は、3〜4ヶ月で変えていきます。
また、中高年や虚弱者の場合は、軽い負荷、軽いノルマからスタートするようにします。
参考記事